独楽の効用
◆お年寄りの世代は、みんな独楽回しをして遊びました!
独楽回しの遊び方には、小さな木の独楽を指でちょいと「指回し」、心棒の長い独楽を両手の平で「合掌回し」、
両手を駆使して「ヨーヨー」(ちょん掛け)、両手両足を総動員して「ベーゴマ回し」、知覚神経と運動神経を総動員しての
「ぶっかけ」など色々あります。また技に幅があります。
練習して上手に遊びましょう。パパから子供に、ジージーから孫へと世代を結ぶ遊びです。
◆自分達で独楽の回し方・遊び方を創る!
遊びは想像・創造の世界です。独楽回しには、お互いに運動や技を「競い合う」場面もあります。健全に競うことで、
心と身体、知、情、意のバランスの取れた成長・発達が可能となります。
◆独楽回しは、全身の知覚神経と運動神経を総動員、感覚統合の実践!
子供の知的な学習や言葉の発達の基礎を作っていくうえで、前庭刺激を含む運動・活動が大きな役割を
果たします。
それにより、環境認識と身体の動きが無意識になされる行動の基礎ができます。
更に、老化を遅らせる遊びとして、現在、その効果の研究と普及に取り組んでいます。
独楽回しは、豊な遊びです。
◆独楽の用途・効用
・ 家族(例、孫と祖父)、友達との交流、高齢者の体験の活用
・ 自然に近い遊び、シンプル(屋外、屋内)
・ 運動能力の向上(感性、反射神経)
・ 練習による高度な技の習得(忍耐、練習)
・ 素材や回転運動に対する知識の向上(物理、科学)
・ 回転や投げ受けによる高度の運動を体験(経験、技術)
・ 改造、創意工夫などによる訓練(創造、発展)
・ 危険な事への修練(グループ、対物、対人)
・ 記念品(孫の誕生日、還暦祝い)、贈答品、置物、飾り等に利用
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